ひろゆき

オール・ユー・ニード・イズ・キルのひろゆきのレビュー・感想・評価

3.9
銀幕短評 (#122)

「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
2014年、アメリカ。 1時間53分。

総合評価 78点。

原題は “Edge of tomorrow”。
トム・クルーズ主演のSF大作。地球を襲い 地上をほぼ支配しつつあるエイリアン軍団を、世界連合軍が迎え撃つはなし。

荒唐無稽だが とてもおもしろい。導入部はチャチでスローなので心配になるが、すぐにテンポアップする。

同じ時間を何度も繰り返す。「ミッション:8ミニッツ」(2011年)という おもしろい映画があったが、作りが よく似ている。予測される間近の大惨事を回避するために、主人公は何度も何度も あきらめずに挑戦し続ける。

始めは頼りにならない主人公が、試練を通じて どんどん成長していく様が見どころ。シリアスな戦闘映画だが、ギャグも あちこちにうまく散りばめられている。

寄る年波にもかかわらず、トム・クルーズはよくがんばるなあ、カッコいいし。近々公開される「ミッション・インポッシブル」の最新作が楽しみだ。
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