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オール・ユー・ニード・イズ・キルのIDEAコメント休止中のレビュー・感想・評価

4.6
凛とした佇まい、美しく鍛え上げられた筋肉。
そんな戦乙女エミリー・ブラントを崇め奉る映画である。
彼女は今作の翌年、『ボーダーライン』にて麻薬戦争の闇と戦うFBI捜査官を演じるわけだが、その役柄と甲乙つけ難いクールビューティーさである。
彼女の一挙手一投足に目が離せない。大剣を振るい、銃器が火を吹く。無骨なパワードスーツを操り、美しい顔を煤で汚しながら戦火の中を駆け抜ける麗しさ。

嗚呼、戦場に咲く一輪の花。
彼女の気高き生命の灯火……


……を守るのがオメーの役目だろーが!!
ナヨナヨしてんじゃないぞ、トム・クルーズ!
と言いたくなるヘタレ野郎から、もちろん華麗に大変身。
ピート・"マーヴェリック"・ミッチェルでありイーサン・ハントでもある彼はやはりスターであった。なんと様になる戦闘シーンか。

自らも戦場に放り込まれたかのような臨場感の中現れる侵略者ギタイ。『トゥモロー・ウォー』のクリーチャーや『パシフィック・リム』のKAIJUをどことなく彷彿とさせる。
そんな凶悪な敵をバッタバッタと葬り去るトム・クルーズにやはり惚れ惚れ。


まあ、エミリー・ブラントの方ばっかり見てたからあんまりトムの勇姿は見てないけど。
ごめんよ、トム。