しゃわしゃわ

イーダのしゃわしゃわのネタバレレビュー・内容・結末

イーダ(2013年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

全編白黒、4:3のスタンダードサイズ画面にもかかわらず、映像がとても美しい。
エンドロールの最後の最後に出てくる製作会社などのロゴだけがカラーというオシャレな作品。
1960年代初めのポーランドを舞台として、当時のソ連による共産主義の厳しさがなんとなく分かる。
ストーリーはとても暗くて重い。
個人的にはちょっと苦手な部類。
唯一、主役のイーダがラストにハメを外すところだけは少し明るいシーンか⁈

〈記録用あらすじ〉
孤児として修道院で育てられたアンナ(イーダ)は、唯一の肉親である叔母のヴァンダを訪ねて、自分の出生を探る旅に出る。
ヴァンダから自分がユダヤ人で名前がイーダであること、両親はナチスによって殺され、墓も存在しないことを知る。
イーダは、両親をナチスから匿ってくれていたシモンを訪ねると彼は入院していた。
シモンはイーダとヴァンダの二人に最後はユダヤ人を庇いきれなくなり、殺していたことをバラす。
シモンの息子フェリックスは、実は自分がイーダの両親、ヴァンダの息子までも殺していたことを打ち明ける。その時に幼かったイーダだけは密かに修道院へ預けていたのだった。
その後、検察官だったヴァンダは、過去に国の反体制派を死刑に追いやっていたことを悔いていたのもあり、自殺してしまう。
イーダは旅の途中で知り合ったリスと恋に堕ちたが、彼女はリスに何も言わず修道院へと戻るのだった。

WOWOW録画
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