礼拝堂の椅子に座るイーダ
螺旋階段の下から聞こえてくる音楽
空間に広がる音を映像に移し出している
1本の道を1台の車が走り去るスタンダードサイズの構図
陰影のバランスが印象的です 全ての建物や柱や格子が映画を絵画のように描いていた
ステンドグラスから差す柔らかい光を見詰める清らかな頬のイーダは両親の最後はある程度感じていたかもしれない
でもそれが揺るがない事実だと決定した衝撃がまた大きく空いた空間が語りかけてくる
修道女への決心をまだ固められない
頭を無茶苦茶にしてカーテンにくるくる巻きになるイーダ
旅先で出逢ったリス🐿️ではなくて音楽家の男子リスが頭から離れなかったのかな
何故自分だけが助かったのか
明けた朝には大地を踏みしめる強さが感じられた
パヴェウ・パヴリコフスキ監督の持つ美意識はそのまま「COLD WAR あの歌 2つの心」のモノクロにも爆発する美しい感性
ヨアンナ・クーリクも素敵だった