バウンティー・キラーの真夜中のネタバレレビュー・内容・結末

「マッドマックス」的な程良い中二病感が心地良いＢ級デストピアバイオレンスといった感じ。
完全なＢ級ノリではあるものの、ツボはちゃんと心得ているし、所々におおっ！っと思わせるような秀逸なアイデア散りばめられていて油断できません。
特に、状況にあった銃器を選択し、速やかに弾の装填をおこなう”キャディー”の存在が斬新で、クライマックスの銃撃戦での活躍はなかなか痛快でした。
傑作とはいいませんが、現代社会への批判を込めつつ世界観をしっかり作り込んでいるところは好感が持てます。
そして何といってもヒロインのメアリー・デスがとにかく色っぽくて最高です。
「バーバレラ」を思わせる60sっぽい衣装とメイクがとても似合ってました。