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ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火のNTKのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

ファンタジー感のある静かな戦車モノ、って感じかな?(ポスターの感じが合ってない気がする)
戦車の進行時、周囲に生えてる少し細めの(細いと言ってもだいぶ大きな木だけど)木やボロい小屋ぐらいだったら普通に踏み潰して進んで行く様がああ…戦車ってそうだよ重いんだったわ…って再確認させられた、ドイツのティーガーが砲弾を発射する瞬間の金属が軋むような、鈍い余韻の音がかっこよすぎて戦車ハマりそう…
この映画のテーマ曲?劇中の曲も幻想的でミステリアスな雰囲気を湛えながらもどこか静かな勇ましさやかっこよさを感じる曲が良かったし私はこのテーマ曲がだいぶ印象に残った。
ドイツ側のあの「ティーガー」自体も謎の存在であったけれどラスト近くでナイジョノフが「あいつはきっと待ってる、20年でも 50年でも 100年でも待ち続けまた現れる、焼き払わねば」と意味深なセリフを話し、少佐が車に乗ろうとして戦車側を振り返ると走行音もなくナイジョノフの乗った戦車のキャタピラ痕だけが残っているという描写、ラストを印象付けるための描写かどうなのか真意は分からないけど、私的な考察としてはあのティーガーもT-34とナイジョノフ自身も戦争による様々な想いの残滓がそのままあの地で永遠に残ってしまっているのではないかな・・?とか・・・?
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