サルゲッチュシリーズの映画化だけど内容自体はオリジナル。登場キャラクターもCGクオリティも含めて時期的にPS２の「サルゲッチュ２」からのものとなっている。
謎の黄金ピポヘルを被ったスペクターよりも先にヒカルが追いかける内容と完全に児童向けの作品になっている。というのはまあいい。
ただ本作で切っても切り離せないのはウッキーファイブ達の存在だろう。
ウッキーファイブ自体が「サルゲッチュ2」からの登場なこともあり本作でもピックアップされ、旅道中の刺客として出てくる。
ただそれがサルゲッチュ２既プレイ者に向けた内容ではなく、むしろサルゲッチュ２未プレイ者に向けたキャラクター紹介レベルのものとなっている。
なので本作はキャラクター紹介ものムービーとしてと捉えればいいが内容自体はあまり面白くない。
しかも出てくるピポサルは黄パンツのみである。黄パンツが本編でも他の色と比較的ノーマル的な傾向があり使いやすいが、他のピポサルも出演してほしく紹介不足感は否めない。
そしてサルゲッチュといえばやはりガチャメカだろう。
サルゲッチュ２で新規に登場したガチャメカ自体は本作に出ず伏せられているが、一方で前作にも存在したものは少しは出ている。ただも少し出しても良かったんじゃないかな・・・とは思うし、対してガチャメカの活躍もあまり描写できてなくて残念だった。
というかサルゲッチュ、サルゲッチュ２やった人間なら理解してもらえるかもしれないが、ある意味一番伏せて欲しいガチャメカが本作に出てしまいしかも活躍してしまったのが残念だった。
