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項羽と劉邦のLEEのレビュー・感想・評価

項羽と劉邦(2011年製作の映画)
3.7
タイトルの通り項羽と劉邦の鴻門の会らへんの対決を描いた一本
監督はこの手の作品はもうお手の物なダニエルリー


この題材については教科書レベルのことしか知らなくて前提となる知識があまり入っていないからか、個人的にはもうちょい説明というかキャラを掘り下げてもよかったかなとは感じた
特に劉邦は黎明の表情の変化があまりないこともあってか彼の感情が読めなかった
この映画の伝えたいこと(題材)がよかっただけにそこは残念
でも結構本作のお話は創作らしいので僕の理解力がなかっただけかも…笑
歴史モノに相応しく出てる俳優陣が豪華でそこはよかった(特にアンソニーウォンがいい!


アクションは厚着に大剣とかなりやりにくそうな割には面白いものに仕上がっていて満足
御目当ての安志杰も大活躍で嬉しかった
欲を言えば安志杰に張り合えるアクション俳優を用意して名勝負を一つ作り上げてくれたらもっとよかったかななんて思ったけどよかったです


嫌いじゃないけどどこか物足りないダニエルリー監督らしい一本笑
歴史ファンの評価は創作の影響かあまり高くないけど、歴史を知ってた方が楽しめるんだろうなと感じたりもした
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