アマンダ葵郁

チョコレートドーナツのアマンダ葵郁のレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.0
普通は時に1番残酷かもしれません。


世の中の常識はいつも絶対に正しいわけではない。でも人は常識に縛られてしまいます。そこから外れることはとても怖いことなのです。


こんなに深い愛を見せられても、動かない常識とそこから外れるものに対する偏見。


彼らには彼らの世界があってそこに居られるだけで幸せだったのに…誰にも迷惑を掛けていないのに…なぜわざわざ踏み込んで壊すのか。


悲しいです。号泣です。
大切な人を大切にできる愛情深い人間になりたい、そう思いました。

ちなみに原題は“any day now”=「今すぐにでも」という意味。この映画に関しては邦題「チョコレートドーナツ」に変えて正解かも(笑)