色々考えさせられる良い映画でした。LGBT、児童虐待、ドラッグ、障害者差別、貧困…。アメリカだけでなく日本でも身近な問題。客観的に見ると絶対にゲイカップルに保護を委託しない。施設に預かってもらい、保護者が出所後、保護者の意思と行政の観察の下 保護者に引き渡すよなぁ。でも結果としてマルコは毒親の快楽の犠牲になって、楽しかったわが家に帰るべく彷徨って亡くなってしまう。やるせないのと、なぜか秋田県児童連続殺害事件を思い出した。映画では描写されてないけどきっとマルコの鬼母も辛い目にあったんだろうなぁ、なんて思いを馳せてしまうくらい考えさせられる良い映画だった。
