このレビューはネタバレを含みます
ネタバレです。
ハッピーエンドが大好きなマルコに訪れるパッドエンド。ここまでのバッドエンドは予想以上で結構ショック。
ラストシーンで歌うルディはマルコの死を知らないと私は思う。ポールはルディに知らせず、静かに見守って行くのでは。遠くにいるマルコのことを二人で静かに思い、いつか会いに来てくれることを心待ちにして。
時代というのもあるのだろうが、ルディとポールの周りは敵しかいない。女の判事は自分勝手な正義感で、公選弁護人はただゲイを敵対視し、ポールの元上司は勝手に裏切られたと思い復讐心から、男の判事は仕事に対する情熱が0。よくここまで悪人が揃うと思う反面、マイノリティに対する世間というのはこれが普通なのか。