Yume

チョコレートドーナツのYumeのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
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6年前に書いたレビューを発見したので記録

レディースデイ
用事を済ませつつ、思い立って得意のおひとりさま映画に行ってきた。
“チョコレートドーナツ”

私が観たい映画、好きな映画には、かなりの高確率でゲイが登場するのはなぜだろう。。

相手の性別、立場や境遇とか、歩んできた道とか、そんなことを考えて人は人を愛するわけじゃないよ。
おじちゃん2人が愛し合っていたっていいじゃない。(ベッドシーンは魅力的じゃないけど)
そして、2人の愛をより進化させるダウン症の少年マルコのように、障害があるとかないとか関係なく、生まれたからには人は誰でも愛される権利がある。
人が人の魂を愛す物語。

何が正しいとか間違っているとか、きっとどこかの決めたがりが作ったつまらないマボロシだ。

人が魂と魂でつながったら、どんなに素晴らしい世の中になるんだろう。
すごく単純なことなのに、私達は人と違うことを恐れては混乱し、複雑にしてしまう。
今この瞬間にも私達の力の及ばないところで、形だけのルールが決まっていき、隙間からこぼれ落ちた罪のない人たちが排除されていく。

それでも魂の声を信じることをやめてはいけないんだ。
魂と魂で抱き合うことを諦めてはいけないんだ。

「any day now」

にしても、よりにもよって、愛し合う2人のヒゲの濃さが半端ない。

主演のアラン・カミングが歌い上げるボブ・ディランの名曲「I shall be released」
がサイコウ
Yume

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