このレビューはネタバレを含みます
まず何が言いたいかといいますと、この事件も映画の見せ方もえげつない。冒頭に事件の実際の映像を見せられ悲惨な様子を知ることができます。そして彼の死ぬまでの改心や家族愛の1日を描いていきます。こんなの見せられたら事件が起こるのビクビクしながら見ないといけませんでしたよ。
個人的に映画はタイトルのでかたによく注目するんですが、この映画では真っ暗にタイトルが電車のなる音と出てくるのがホラーのように恐ろしかったです。こんなとこでも実際の映像がボディブローのようにきいてたんですかね。事実に基づいているだけあって起こることに無駄なく事件に直結してるのも恐いです。病院で息を引き取った後に娘とシャワーを浴びる奥さんがパパは?と聞かれて暗転するラストはかなりグサっときました。