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フルートベール駅でのkazu1961のレビュー・感想・評価

フルートベール駅で(2013年製作の映画)
4.2
▪️Title : 「フルートベール駅で」
Original Title :「Fruitvale Station」
▪️First Release Year:2013
▪️JP Release Date :2014/03/21
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-359
🕰Running Time:85分
▪️My Review
何故?どうして?前科があっても家族のために一生懸命生きようとしたのに。。。黒人だから?。。。
これだけ気持ちをどこにぶつけて良いのか分からない作品はありません。余りにも理不尽でそして悲しくて。加害者の白人警察官は業務上過失致死懲役2年、実際11ヶ月で釈放。。。どう考えても????映画を観たとしてもあくまでもこれは事実、釈然としない気持ちだけが残る作品です。。。
本作は、2009年1月1日、22歳の黒人青年が警察官に銃で撃たれて死亡した事件を基に映画化し、映画祭や賞レースを席巻した作品です。新年を迎えようという12月31日、家族や友人といつもの日常を過ごす青年の姿を描き、突然この世から去った彼の運命の残酷さやはかなさを浮き上がらせています。監督は、本作で長編映画デビューを飾ったライアン・クーグラー。主人公の黒人青年をマイケル・B・ジョーダンが演じ一躍スターダムにのし上がりました。オスカー受賞者のオクタヴィア・スペンサーが共演。事件の痛ましさや、残された者の憤りと悲しさが胸に突き刺さるそんな作品です。
物語は。。。
2009年、新年を迎えたサンフランシスコのフルートベール駅。多くの人が入り乱れるホームで、22歳の黒人青年オスカー・グラント(マイケル・B・ジョーダン)が銃で撃たれてこの世を去りました。命を失ったオスカーにとって、母の誕生日を祝い、娘と遊び、家族や友人と過ごしたいつもの日常が、悲しいことに最後の日となってしまいます。。。
内容の釈然としなさはどうしようもないので、置いとくとして、主演のマイケル・B・ジョーダンの評価をうなぎ登りにあげた作品です。その情熱的かつパワフルな演技によって、生を祝福し、死を非難する作品に見事に持っていけたんではないでしょうか。主演のマイケル・B・ジョーダンの出世作になりました。メロニー・ディアスは忍耐強い誠実な恋人を演じており、その演技はジョーダンと共鳴しています。勇敢な母親を演じているオクタヴィア・スペンサーは、ストーリーに厳粛さをもたらしていますよね。

▪️Overview
一般市民の青年が警官に銃殺された実在の事件を、27歳の新人監督ライアン・クーグラーが映画化し、サンダンス映画祭で作品賞・観客賞をダブル受賞。「クロニクル」のマイケル・B・ジョーダンが主演し、全米賞レースで高い評価を受けたドラマ。2009年の元日、米サンフランシスコのフルートベール駅のホームで、3歳の娘を持つ22歳の黒人青年が警官に銃殺された事件が起こる。ごく普通の市民にすぎなかった青年が、なぜそのような悲惨な死を遂げたのか、青年の人生最後の1日を描く。(引用:映画.com)

出演は、マイケル・B・ジョーダン、オクタヴィア・スペンサー、メロニー・ディアス、アーナ・オライリー。
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