鍋レモン

ヒューマン・レースの鍋レモンのレビュー・感想・評価

ヒューマン・レース(2013年製作の映画)
3.1
⚪概要とあらすじ
アメリカのSFアクション作品。

突然、見たこともない場所で意識が目覚めた老若男女80人。頭の中で響き渡る謎のメッセージ。「競走を拒めば命はない」「コースを外れても命はない」「2周遅れても命はない」「生き残れるのは、ただ1人」、状況を理解できないまま、始まる理不尽なレース!中にはパニックに陥り、思わずコースを外れてしまう男も出現。すると、その男の頭が突然爆発、あまりのショックに残された人々は走るしか生き残る道はないと悟る!果たして生き残るのは誰だ?そして、この理不尽なレースを主催する奴らとは...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“死にたくなければ…走れ!!!”

「思わせぶりな女め」

⚪感想
タイトルとあらすじからB級を超えてC級映画の香りがする作品。

かなり酷い。

冒頭からキマってる。悪趣味な気もするけど心の準備ができる。

病気の妹を持つ姉と戦争で生き残った男性二人は過去が語られるけど他の人は特になし。
おじいちゃんや耳の聞こえない男女も色々ありそうだったけど。

基本的にだいたい死ぬ。
しかも頭が爆発っていう。

死に直面した時の人間らしさは出ていると思う。

『ハンガーゲーム』風だし、『神さまの言うとおり』的なシュールさ。

片足のないエディーは本当に片足のない俳優さんで車椅子のスポーツに携わっているとか。
アクションが力強いけど軽快で凄かった。
ワイルド系ハンサム。

飽きずに観れたのでそこそこ面白いのかも。



⚪以下ネタバレ



エディーの相棒のジャスティンがモブみたいな小物に即殺しにされたのにはびっくりだし、耳の聞こえない男女がカップルじゃなかったのにも驚き。しかも男の方は死姦しようとしてるのガチ怖キモ。生きてたけどさ。

片足がなく松葉杖を使っていることで草を踏まずに済んだのはなるほどなって思った。
この男性が生き残ったのもまた良い。

ラストに急にSF感を出てくるし結局なんだったのか根本が分からないのが辛い。

「暇を持て余した天使たちの遊び」って感じ。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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