あおや

プリズナーズのあおやのレビュー・感想・評価

プリズナーズ(2013年製作の映画)
3.4
また雨の日にこういう映画をみてしまった………。

加害者と被害者の家族(遺族)の関係の複雑さが上手く、多少過激に描かれている作品。加害者を愛する家族らも登場させた吉田修一原作「悪人」の方が幾分か"考えさせられる作品"になっているかと思うが、この映画はサスペンスとしても十分に楽しめる。フランクリンの妻・ナンシーの「手は貸さないけど、やらせておくのよ」が1番リアルでゾッとした。
終盤オールバックを乱しながら全力で病院へ車を走らすジェイク・ギレンホールがめちゃくちゃかっこいい。ポール・ダノの怪演もお見事。
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