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プリズナーズのTJのレビュー・感想・評価

プリズナーズ(2013年製作の映画)
3.5
父親として観るとなるほど他人事でないサスペンス。囚える・囚われる人達の思惑・恐怖を見事に描く脚本に相応の演出。息つく暇もないヤマ場ばかりの尾根のような終盤、張り巡らされた伏線、ラストも好き。見てるこっちがいつの間にか囚われる153分。

この作品のジェイクいい!事件解決に奔走しまくるんだけどリードしてるようでうまくいってない。ケラーがいなければどうなっていたのか。けどロキの姿や行動を見るに、刑事の立場のみならず背景に何かがあって、この映画はそういう点でもアメリカで評価されてるのだろう。ポール・ダノの気色悪さも流石の演技。

敬虔な仏教徒の友人、海外帰りの友人と鑑賞したのですが考察(答え合わせ?)がそれぞれで面白かった。含ませたメッセージは全て理解できたわけではないけど、盛り上がれたのでよしとします☆
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