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ジュラシック・ワールドのudaskywalkerのレビュー・感想・評価

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)
3.8
『ジュラシックパーク』は小さい頃から何十回も観た映画の中のひとつで、思い入れがとても強い作品。なので最新作というだけで、期待が大きく膨らむ。

『パーク』と『ワールド』、似てるようで全く違う作品だった。いい意味も悪い意味でも裏切られた。終始パークにいるような感覚で、登場人物の子供達のようにテンションが上がったのは事実。聞き覚えのあるテーマソングも盛大に流れ、それだけで感動できた。様々なオマージュは、本当に20年の年月が過ぎた事を感じさせ少し寂しくも感じさせる。

恐竜の種類はシリーズイチ多い。それに比例して、檻から脱走してしまう恐竜も増えた。そしてここから恐竜パークの管理の甘さが露骨にあらわれてしまう。ツッコミどころが満載なのだ。更に、1作目では恐竜の野性な行動がとても新鮮に思えたが、今作ではセリフを喋るのでは?と思うほど人間的になる。

もう色々言いたくなってしまうが、デカいスクリーンでかっこいいT-REXやラプトルを観れるのは間違いなくこの映画だけ。生命の在り方も考えさせてくれる。
命を飼うこと、飼われることは、生き物にとって不自然なことだと思うのです。
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