そこはかとなく不純ちゃん

ジュラシック・ワールドのそこはかとなく不純ちゃんのレビュー・感想・評価

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)
4.2
我々も象を見る感覚で恐竜を拝みたいものです。

映画には様々なジャンルがあってどのジャンルにも良さはある。だけど本来私達が求めている大部分にはアッと驚いたりうわっと顔を背けたり、そういう要素ではなかったでしょうか。
劇中、大袈裟でもなんでもなく本当にそういったシーンが何度もありました。映画で心臓が跳ね上がる経験は本当に久しぶり。
様々な場面で様々なオマージュがあったのも良かった。
終盤に差し掛かっての三つ巴(結果的には四つ巴?)展開が惜しみなくグワーッと盛り込まれていて清々しかった。
途中、サングラスお姉さんが可哀想でしたがこういう映画だからこそあのようなシーンがあってよかったと思います。あのシーンがあるから引き締まる部分があったと思う。ジュラシックシリーズで唯一女性のあのようなシーンということで、やはり切り込み方が以前と違う部分もありそれが新鮮でもありました。女性も1日限り少年になって恐竜に喰われに行きましょう!