せみ多論

ジュラシック・ワールドのせみ多論のレビュー・感想・評価

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)
2.3
映像がとても綺麗なことと、前作ファンがニヤリとするようなネタはとても素晴らしい。

ただ、ストーリーは…
物語の展開の中で成長するということをやりたいがために、無理に入れ込まれてるようなバカな行動には呆れ返るし、なんだか意味ありげだと思ってたらパッと死んでしまう登場人物。ほっぽりだされてどうなったのか知れない人が幾人も。
ラボにいた兵士は一瞬でどこに行ったのですか。
オマール・シーは助かった風でその後出ないのは何故ですか。

もう使い古された、
立場が下の者「危険だから○○しないと!」
上の者「なーに大丈夫大丈夫!」
から、お約束のように取り返しのつかないような事態へと発展。突然心が通う恐竜と、突如出てくるあの恐竜、美味しいとこだけ持ってくあの恐竜。なんだかなぁ

映像と役者、かけているお金を除けば、やってることは完全にB級映画の陳腐なそれです。

だからそういう映画としてみるなら大好きと言ってもいいです。所々挟み込まれるギャグも面白いです。

序盤のテーマパークのワクワク感は抜群ですし、映像の良さだけなら言うことはないですが、逆に言えばそれしかない。そういう映画でした。

あと字幕で見たのですが、終盤の歯の数が足りないってなんですかね。ちょっとよくわからなかったのですが。
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