ワン チャンスのGUMIのネタバレレビュー・内容・結末

歌は良し。主人公の周りを固める親に恋人のキャラクターも良し。でも私は主人公に共感できずハマれませんでした。出てくる歌自体が良いから歌に心動かされたような…この作品に動かされたわけではない感覚。イジメや夢への障壁に対する苦悩が伝わってこなかったのが最大の原因かと。否定されて自信を失くしてからの大成功！のギャップが足りない。学校にも割とスムーズに行けたし、成功したから良いものの｢夢を諦められない。やりたくない仕事したくない｣って中二病モード全開で稼ぎがほとんど無くても家族と恋人の支えで食っていけてたなら幸せじゃないの…。そんな人が家族を養ってる父親を非難するのはもう理解出来ない…まるで割り切って生きてる人を否定するような行動。主人公メインより彼を支えてくれた恋人と両親のが立派に見えた。 まぁ、実際はこんなペラッペラな苦悩ではないにしろ、映画化するまでの題材なのかどうか疑問でした。