ダブリンの物寂しい雰囲気と美しいピアノのメロディが物語をより哀しくさせた。胸がぎゅーっと苦しくなるシーンが多かったけど、もっと早く観ておけばよかったと後悔。
とにかく始まって10分も経たないうちに、主人公のフレッドになぜか愛着が湧いて私がなんとかしてあげたい!なんて思ったのも演じたコルム・ミーニイに魅了されてしまったから。そして、カハルが陥ってしまったドラッグの闇は、現実に近い感じがして心に重くのしかかった。
人生に行き詰まった時にまた観たくなる気がする。とにかくこのぎゅーっとなる感覚は忘れないでおこう。