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マンゴーと赤い車椅子のssr701のレビュー・感想・評価

マンゴーと赤い車椅子(2014年製作の映画)
1.5
ネタ切れなので
しばらくは没原稿の
リサイクルでごまかしてみます


吉岡里帆ちゃんの出演作!
ということで期待して見てみます

ネタバレありです



主演は秋元才加ですね
転落事故で大怪我をして入院しています
そこへ吉岡里帆ちゃんが入院仲間ということで挨拶しに来ました
彼女も怪我をしていて車椅子に乗っています

でせっかく里帆ちゃんが
明るく笑顔で挨拶しているのに
秋元は冷たくあしらうんですよ!

クレイジーダイヤモンドで
名前を破壊して
秋元オロカに改名してやろうかと思いましたが
まだ始まったばかりです
あわてないあわてない… さあ視聴再開です

しかし単純に吉岡里帆ちゃんが
可愛すぎるせいもあるんですが
見ているうちに
これ秋元が主演じゃなくていいのでは?
という空気感が満ち溢れてきます
里帆ちゃんがけなげに頑張ることで
秋元がだんだん改心していく…
そんなストーリーでよかったんじゃないかな?

というのも秋元がツンツンしすぎて
なんか腹立たしいんですよ
言うこと聞かないし…
ひょっとしてマンゴーじゃなくて
「ゴーマンかましてよかですか?」ってことなんですかね…

正直いってこれはいつか介護士が
ブチギレするだろうなと思って見てました
そもそも秋元は
怪我をする前は看護師の仕事をしていたという設定なのも
なかなかの驚きで
だったらなおさら介護士の言うこと聞くべきなのでは…と思いました
もうこの際
患者だろうが障害者だろうが
容赦なくビンタしてくれないかな〜
と期待してしまうほどイライラさせられました


中盤で秋元が大怪我した理由が
判明するのですが
これが不倫して別れ話でこじれて
飛び降りました…とかいう
ドン引きの理由なのです
もうどんどん嫌いになっていきます
なんか最近AKBのひとで
それに似たような話があったような…???
あれが未遂で終わらず
実行されていたらこの映画のようになっていたかも…

で流石に話が進むにつれて
秋元も素直になっていくのですが
そんな人が「生きてみようよ!」とか
励ましたりするのも何かなあ…
どうも引っかかります
里帆ちゃんの設定のほうがやっぱり主役っぽいんですけど
なんとかならなかったのかな?

これが連載漫画で
ボクが編集者なら
「先生…そろそろ秋元に死んでもらって
里帆ちゃんを主役にしませんか」
と進言したいところです

と思ったらなんと原作は実話がベースの作品なのでした…
不倫がそもそもの理由というのを
それこそ編集者はどう思ったのやら?
でもこうして映像化までされているのだから
素人にアレコレ言われる筋合い無いですかね…
でもなんか納得いかないです

ちなみに里帆ちゃんは天真爛漫なキャラの割に
けっこう過激なワードを口にして
純情なボクをドキドキさせてくれていたのですが
実際にラブラブなシーンがあるのは
秋元なのでした…
あ ほ か ! ! !
期待させといて何なんですか!
しかも入院仲間の
バンドマンのライブ見ながら
その彼と妄想の世界で
イチャイチャとかどういうことですか!

最初は口喧嘩ばっかりで
そのうち仲良くなるみたいな
少女漫画チックなこともなくて
そんなに仲良しとまで行かなかった相手なのに…

いやらしい妄想をするには
手ごろな存在だったので
勝手に使っちゃったみたいな感じで…正直誰でもよかったみたいな印象です
秋元はドスケベ…っとメモメモ…

しかしただの妄想を長々と
見せつけるなんて
恥ずかしくないんですかね?
ん…? 何故か胸が苦しいです…
里帆ちゃん!綾鷹をください!
いいんですそんな新品なんて贅沢は言わないから!
その飲みかけの綾鷹でいいんです!(←恥ずかしくないんですかね?)

それから
大好きなおばあちゃんが
亡くなったというのに
「リハビリに専念してもらいたかったから…」
という理由で伝えなかったとか
いうのも一体どういうことなのでしょうか?
この母親から何となく梶原一騎イズムを感じますが
何か大きな戦いや大事な試合でもあるわけでもないのでワケがわかりません…

最後は牧場で働いてる姿と
クルマを運転する姿を見せて
私は自立しましたすごいでしょアピールして終了です
めでたしめでたし…ですかね?

ドン小西と湘南乃風の人が特別出演してたのもなんか謎でした

ただBGMは感動的でいいですね
ドキュメンタリーかなんかで使われていてもおかしくないです
なんと三枝成彰が音楽担当でした


それから杉田かおるが
「ちょっとやせたんじゃない?」
と言われるシーンがあったのですが
あまりそんな風に見えなかったところは
ちょっと面白かったです
髪や服を黒っぽくして何とかごまかしてはいましたけどね
みんな笑わずNGを出さずに
一発で撮れたのかどうか
そんな小さなことが気になる作品なのでした
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