せみ多論

アダム・チャップリンのせみ多論のレビュー・感想・評価

アダム・チャップリン(2011年製作の映画)
2.3
とにかくテンポが悪い。映画自体は短いのにちょっと冗長なシーンが続く。
ストーリーは妻を焼かれた主人公が何やら悪そうな奴の不思議な力で超人になって復讐するというシンプルなもの。過去のフラッシュバックが混ざり合いながら展開されていくストーリーは悪くないが、ちょっとどういうことかわからない点もちらほら。
アクションシーンはまぁスプラッターバリバリで、北斗の拳とか影響受けたのかな、と思わせるような出来栄え。グロいのは別にして割とカッコいいですよ。
あとは、主人公がぶれないのが清々しい。迷いなし、悔いなしで片っ端からケチョケチョンです。
テンポと最後の意味不明さをもうちょっとなんとかすれば、と思わせる惜しい一作。
せみ多論

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