ユカリーヌ

神様はバリにいるのユカリーヌのレビュー・感想・評価

神様はバリにいる(2014年製作の映画)
3.7
【過去に観た映画】2015.3.25

タイトルで、観る気が失せてたけど、開運映画ということで、みてみた。

原作は、クロイワ・ショウ「出稼げば大富豪」。
成功哲学ハウトウやら教訓めいた話しかと思いきや、説教臭さはなく、バリloveなお話。

大笑いではないが、笑えて、泣けて、心があたたかくなる。
人生そんなに甘くはないよと思いつつ、ちょっと前を向こうかなと思わせてくれる。

主役のアニキを演じる 堤真一。
ちょっとマッサンの鴨居の大将のキャラとかぶるけど、魅力的な男。
この人が演じると、怖さやがさつさも品がにじみでてしまうね。
そして、その笑顔に癒されるね。

元女起業家、元エリートの医者、元ストーカー男たちも、バリという土地と、アニキとの出逢いで、変わっていく。

人生には、何が必要で、何が不要か。
本当の豊かさとは何かを
改めて、感じさせてくれる。

苦しいこと、手詰まりなことで、凹み気味だった今だから、
アニキの「失敗した時こそ、笑え。
辛気くさいと、疫病神しか、寄ってこんから」の言葉が身にしみて、もう少し頑張ろうと元気をもらう。
ユカリーヌ

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