⚪概要とあらすじ
一見何の変哲もないありふれた設定と思いきや、まるで異次元にでも堕ちたかのような悪夢と混乱が永遠にループする異次元・シチュエーション・スリラー。

夏休み。クレア、TJ、マイケル、レックスら8人は森の奥にある友人の別荘を訪れた。豪華な別荘に興奮し、青春を謳歌する彼らだが、TJとレックスが別荘近くの坑道で、あるものを見つけた時から事態は急変する。それは彼ら自身の死体。　手の込んだイタズラだと思いたい気持ちは、そのあまりにもリアルな遺体の前に消し飛んでしまう。更に、ローズの体調の悪化や坑道の入り口に書かれた謎のメッセージ“悪循環を断て”、そして坑道の壁に書きなぐられた“これは一回目だ”の文字が彼らを混乱させていく...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“あなたは自分の死体を発見しました。次にあなたはどう行動しますか？”

''悪循環を断て''

⚪感想
ループ系としては上手い作りで割と楽しめた。けどタイトルが内容そのまま過ぎてつまらないというか、もうちょいいいタイトル見つからなかったのかな。

ホラーというかスリラーにありがちな男女複数でちょっと変わってる人が何人かいてわちゃわちゃする感じ。
そしてさらにありがちな画面の暗さ。冒頭と後半はほぼ何が起こっているかわからなかった。

序盤でだいぶ伏線をはってるので後半回収するんだろうな、ループだからねって分かっちゃって楽しみを少し取られた感じはある。

全体的に纏まりはあるけれど何かが足りない。

ラストもそっちにするかー!!と若干がっかり。

B級映画とするならよくできてる方だと思う。



⚪以下ネタバレ



タイトル通りループしていたわけだけどマイケルが死んでないという謎。無限増殖してる!?
ラストは何故かループが終わり違う展開に。なぜ出発前の場所にいる!?

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。

• #GYAO!2020
• #GyaO!2019
• #異次元
• #ループ
• #シチュエーションスリラー
• #スリラー

「時の加速により加速の行き着く究極の所！宇宙は一巡したッ！」(某神父の迷推理)

< 無限ループって無理じゃね？>
ふぅ…やっぱり一息入れて言いますけど…邦題が酷すぎます。ループなんて無いわ〜

・あらすじ↓
卒業旅行に男女仲良しグループがとある山荘に向かう。途中の山道で人を撥ねそうになったが無事到着し飲み明かす。翌朝、近くにある古い坑道に探検に向かうと坑道の奥底で自分たちの死体を見つけることに…‼︎

・要約↓
クソ邦題のせいで分かっとるわって感じですがいわゆるループモ…ん？…ノです。

時間軸を先に進んでいたはずが途中でどういうことかスタート地点に舞い戻ってしまう摩訶不思議なトリックにハマる快感。一通り観ていけばご丁寧に伏線回収してくれるので最悪モヤモヤしないと思いますが、ループモノのモデル(お手本)に対し忠実すぎて既視感バリバリだしオリジナリティに欠けて無難なループだったな〜というのが本音です。

図式化
自分たちが到着
↓
自分たちの死体を発見
↓
犯人(学生)が次々と学生達を殺害
↓
自分たちが到着(別の時間軸)
↓
犯人が○○して…
↓
自分たちの死体を発見
↓
犯人が次々に学生達を殺害
↓
以下ループ

・永劫回帰といったな…アレは嘘だ
ラストの解釈にもよりますが…あのさあ…ループになってないんだよなぁ(小声)

確かに時間軸がボヤけて過去に現在が合流する不可思議な出来事が起こります。観終わって「なるほどね…」と見過ごすも良しですが素人目にも「ガバガバやんけww」と指摘できる杜撰なポイントが幾つかあります。

→ 死体は何処に？
坑道で自分らの死体を発見します。それは謎めいて面白い展開ですね。そのあと或る人物が学生達を次々に殺害します。ループですから現在の自分達が過去の自分になり新たな現在の自分達に発見されるワケです。

さて…現在の自分たちが過去の自分達になるならばさらに自分たちより前の自分たちの死体は何処に消えたのでしょうか…？劇中では何ら語られないので謎のままでした。こいつは……黒の組織の仕業ですよ…(困惑)

→橋を直したのは誰？
最初に坑道に入るといかにも人一人が落ちたような穴が空いた橋があります。ループが始まると穴が塞がっています。誰かが直した描写は無いです。修理した痕跡もない。こいつは……スタンドの仕業ですよ……(錯乱)

→犯人は何処に？
少しネタバレになりますが凶行の犯人は学生グループの中のひとりです。過去に戻り何らかの方法で自分を殺人鬼にします。ループにより過去の自分が未来の殺人鬼になる。それならば元の犯人はどこに消えた？……こいつは……筋肉わらしの仕業ですよ…(発狂)

・終わりに
シンプルかつガバガバなループでした。もはやループなんだか分からん笑 ウロボロスだとかたいそうなモノを持ち出したりして深遠な解釈に誘導させる軽はずみな意図は見え見えでしたが、無難過ぎて観て終わり。今作の解釈は鑑賞後にネタバレレビューを参考にしながら行えばよいかと思います。ループなんて無いってはっきりわかんだね。ループするなら漫画で十分です。最後にあの台詞を。


「時の加速により加速の行き着く究極の所！宇宙は一巡したッ！」(某神父の迷推理)

< 無限ループって無理じゃね？>
ふぅ…やっぱり一息入れて言いますけど…邦題が酷すぎます。ループなんて無いわ〜

・あらすじ↓
卒業旅行に男女仲良しグループがとある山荘に向かう。途中の山道で人を撥ねそうになったが無事到着し飲み明かす。翌朝、近くにある古い坑道に探検に向かうと坑道の奥底で自分たちの死体を見つけることに…‼︎

・要約↓
クソ邦題のせいで分かっとるわって感じですがいわゆるループモ…ん？…ノです。

ーー以下省略ーー

夏休みに男女7人が友達の別荘へ。

坑道の入り口に悪循環を断て！
坑道の壁にはこれは一回目だ！と…。

伏線回収あるんやが深く考えたら　あかんやつやと思う。あたしは好き。