ブラックウォーターギャング団が成功したはずの銀行強盗、しかし弟と仲間たちの裏切りによって首魁ゲレロは蜂の巣にされ殺されてしまう。
街で black smith(鍛冶屋)として過ごし(エンドクレジットのみ)、地獄では拷問三昧、お手製の焼きゴテで胸に逆さ十字の烙印を押すのが趣味のミッキー・ローク扮するルシファーと、24時間以内に裏切り者を自らの手で葬り、魂を地獄へ届けるという契約をゲレロは結ぶ。
舞い戻ったリベンジャーの怒りの弾丸が、トゥームストーンの街を血で染める――!
まず、エンドクレジットのスタントマンの数が半端じゃ無い。
アクションにかなり重きを置いているのが伺える。
奇をてらわず堅実なアクションや演出。故に駄作にはならないが。
爆破が好きなのは伝わってきた。
日本甲冑でいう所の兜の緖、カーボーイハットの紐をくくった強面のダニー・トレホの叔父貴が何故だろう。可愛らしく見えてしまった。幼稚園児のゴム紐ハットを起想してしまうからなのか。
ミッキー・ロークのトリッキーな動きが予定調和を破壊する。
"お前は悪魔お抱えの無法者になったんだ。”
そして、
地獄にこだまする。
"ゲレロー! ゲレロー!”
続編を観てみよう。