ざいざい

シーモンとオークの木のざいざいのレビュー・感想・評価

シーモンとオークの木(2011年製作の映画)
5.0
スウェーデンのナチスユダヤ人迫害の状況がよくわかる映画。
この映画は最初から最後まで繊細で、表現方法が素晴らしく、感動した。
人間の気持ちは複雑だ。愛していても、その愛を十分に伝えきれない。でも人は、できる限り支えあい、お互いを傷つけずに交流する。この物語にある愛は、すべてすれ違いの愛だった。しかし結果、それでよかった。なぜなら愛していたって、事情があるから、実現できない。実はそういう愛は、当たり前のようにたくさんある。
ぜひお勧めです。
ざいざい

ざいざい