世界で初めて
脳が結合した双生児の
分離手術に成功した脳神経外科医、
ベンジャミン・カーソンの伝記映画。
伝記モノは大抵が
努力して努力して
苦境を乗り越えて
それでも努力して成し遂げる話ですから
"よくあるやつ"、"ベタなやつ" と
思ってしまいがちなんですが。
んなわけない(笑)
確率で言ったらスーパーレア。
そこらへんでは絶対に巡り会えない
それこそ奇跡のような人生ですよね。
当時のアメリカで
成績最下位だった貧乏な黒人の子どもが
家政婦だった母親の愛と信念に支えられ
不可能だったことを可能に変えたお話。
14年前の作品とはいえ
キューバ・グッディング・Jr が
大学生時代から演じているのは
ちょっと笑っちゃいましたけども(笑)
成長録として観るなら
元がキレやすい性格でありながら
冷静沈着な外科医になるまでの過程が
もうちょっと掘り下げられていると
見応えに繋がったかなと思います。