すけきよ

やさしい本泥棒のすけきよのレビュー・感想・評価

やさしい本泥棒(2013年製作の映画)
3.5
人はやがて死ぬのである。たまさか悪魔に魅入られて、若くして亡くなる事もあるが、五体満足な間は、生を謳歌し生き抜くことが得策なのである。本に明け暮れるのもよし、お気に入りの友達と過ごすのもよし、毎年降る雪を楽しみに冬を待つのもよし。戦争は悪魔すら驚嘆する行為である。やがて死ぬのに何故あえて死に急ごうとするのか?やさしい本泥棒はそんな市に急がす連中が見るべき映画なのに違いない。
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