そむ

インサイド・ヘッドのそむのネタバレレビュー・内容・結末

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ヨロコビでいっぱいの思い出はきっと素敵だろうけれど人間の内面は複雑で、生きていればイカリ・ムカムカ・ビビリ・カナシミが伴うことはたくさんある。
それらに無理やり蓋をして喜びだけを感じようとすれば、きっと負担が大きいはず。
悲しかった思い出が特別な喜びの思い出に変わったように、生じた感情を無視せず味わいきることでこそ人は前を向けるのかもしれない。

今回フォーカスされてたのはヨロコビ/カナシミだったけど、他にもビビリのビビりがライリーの身の安全を守ることに繋がってたりと、いわゆるネガティブな感情の存在を肯定的に描いてるのがいいなと思った。
ビンボンはきっとライリーの「大切な人を座らせるためのイス」になってるはず。
(そしてビンボンの吹替が佐藤二朗なのはズルい、そんなの絶対好きじゃん)
そむ

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