人には色々な感情があって、たくさんの経験から多くのことを学び、吸収していく。確かに嬉しくて笑顔でいられることが一番楽しいように思われるけど、時には高い壁やどうしようもできないことが必ず来る。そんな時に、ヨロコビ以外の感情、カナシミ、ムカムカ、イカリ、ビビリがいるからこそ、それを受け止めて乗り越えられる。感情は、人生を彩る絵の具みたい。長い人生を生きていくうちに、いつかの思い出を忘れてしまうかもしれないけれど、その思い出があったからこそ得たものは必ずあるはずだし、誰かの心に影響を与えて残っているかも。そんなことを感じさせられた。
何より、脳内構造や記憶、感情の変化をこんなにもコミカルで繊細に描くディズニーピクサーは最高だと思う。カナシミが可愛かった。
