えみ

インサイド・ヘッドのえみのレビュー・感想・評価

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
4.5
人っていうのは、どの感情が抜け落ちてもダメなんだと思った。喜びだけで人生が満ち足りたらいいのにって思うこともあるけど、決してそうではなくて、悲しみや怒り、恐怖、イライラ全ての感情があってこその人、そして自分なんだと気づかされた。特に悲しみの意味合いについて深く考えさせられた。大人になると悲しいことを我慢したり表に出さないようにするようになりがちだけど、悲しいときは思いっきり泣いていいんだ。
そして、悲しいとき側に支えてくれる人がいるのはとても大切。辛いとき支えてくれる人がいれば何があっても大丈夫。それが家族であっても友達であっても、そういう人を大切にしていこうって思える素晴らしい映画だった。
ところどころで、面白いポイントがあるのはさすが。自分の頭のなかはどうなっているのだろう…って思わず考えずにはいられない。素敵な思い出ばかりではないけど、悲しみや辛さも今の私を作ってくれているのかと思うとそれすらもいとおしく思える。そして、これからも色々な経験を通じて感情を育てていこう。
えみ

えみ