しょっぴー

アーロと少年のしょっぴーのネタバレレビュー・内容・結末

アーロと少年(2015年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

雄大な自然で語られる異種間の絆。
言語ではないコミュニケーション。

皮肉のきくキャラクター。
言語を話すのは恐竜であって人間は人間らしくない。言葉の通じない異種動物同士でどう共生していくのか。
そしてそれを通してアーロという恐竜が“恐怖”を受け入れ克服していくという物語。

アーロにとってのスポットは友達のようであるが、スポットにとってのアーロは心の主柱のような存在になっている。
アーロも無意識に父親性というものを抱き、家に帰ってきたときには父親のような堂々とした存在となっている。

今回はCGの背景のクオリティは高すぎる!!(若干キャラクターが浮くぐらい)
全編にわたって絵が本当に美しい。

話自体はシンプルだが、多くの考察の余地を残すピクサーの異色作。