Mako

アーロと少年のMakoのネタバレレビュー・内容・結末

アーロと少年(2015年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

可愛らしい2人のポスターから受ける印象とは真逆の映画だった笑

想像以上に自然の厳しさ、無情さ、美しさ、儚さがリアルに描かれていると思う
家族の中での居場所が無いような孤独感、父の死、壮大な迷子、狂気に満ちた者達との出会いなどなど大小様々な試練がアーロを襲う、本当に、可哀想なレベルで
その中で優しさを失わず強く正しく成長するアーロやそれを支えてくれるスポットや肉食獣の3人組の強さも美しく見える
自然を生き抜く中で怖さを遠ざける事で安心を得る者、怖さを受け入れ強くある者、怖さによって狂気に生きる者、様々な生き方がある中でその狂気まで描くあたりが子供向けではなく大人向けの印象を受けた
内容は思ったよりシビアだったけど、ホタルのシーンや枝と円で家族を描くシーン、また終始溢れる自然の美しさが心に響く作品だった

声が出ない合間の勉強期間𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭✍🏻💭
Mako

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