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007 スペクターのUCのレビュー・感想・評価

007 スペクター(2015年製作の映画)
3.6
ダニエル・クレイグ『007』第4作目。結果的に5作目が追加で制作されたが、公開当時にはダニエル・クレイグ版の「完結編」と言う触れ込みで公開。

前3作の全ての事件の黒幕組織「スペクター」との最終決戦!その首領ブロフェルドをクリストフ・ヴァルツが演じるとあって期待値MAXで観たら…。

世界を裏から牛耳る組織の頂点に君臨する存在の割に、やることも性格も余りにみみっちすぎるw

ボンドをアジトに招いて、やった拷問が小さいドリル針で刺すだけ。言ってたダメージがボンドに全く現れてなかったけど何故?その後ボンドその傷に絆創膏すら貼ってなかったよ。
時計爆弾一個しか持ってなかったボンドたった1人でアジト壊滅…。

最終決戦も解体前のMI6本部に罠も部下も配置せず、殉職者の石碑にボンドの名前を書き足したり、ボンドの関係者の写真を貼ったりしただけ…。余りにもショボい…。他にやることあっただろ。下準備してる所を想像すると笑えるけどw

最後もろくな戦闘もなく、ヘリをハンドガンで撃ち落とされ敗北…。ブロフェルドさん何がしたかったんや…。全然勝つ気ないやろ。あんなにいた手下たちはどこいった?

他の映画にも言えるけど、組織をデカくし過ぎると決着の付け方が分かんなくなっちゃうんだろうなぁ。中身ないくせ上映時間は長い。
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