映画館で観に行ったけど荘厳な音楽と映像美でめちゃくちゃ眠たくなった。
昔から美しい旋律とか大きい低音を聴くとやたらと眠たくなるので、これは少し不向きな映画だったかも知れない…笑。
ボンドシリーズはほとんど知らないので今作の面白さも十分には理解しきれないけど、スペクターが顔を出すまでの恐ろしげなムード感はとてもワクワクできて楽しかった。
でも出てきたらクリストフヴァルツがどうしたわけか迫力に欠けていて、全然怖くない。具体的に彼が目の前で何か恐ろしいことをするわけでもないので後から足し算も出来ない…。ラストの映画史上稀に見るほどの規模の大爆発も正直撮りかたがそこまで規模感を出せてないと思うしうーん…と思っちゃったり。
冒頭の死者の祭りのシークエンスはかっこいくて優雅で最高でした！
追記、見直すとどうやろ僕は007シリーズを大仰に神秘化しすぎていたのかもしれないぞ、と感じる。ツッコミ所が多くて案外と面白い。ざっくりした展開も気を抜いてみる分には楽しい。クリストフヴァルツも秘密基地に張り紙して『ようこそ！』みたいな事をボンドにサプライズするクソ暇さ加減が可愛いじゃあないの。ちょっとエレガントを前面に出しすぎてて萎縮させられた感がある。
