吉良吉影

マッドマックス 怒りのデス・ロードの吉良吉影のネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

『マッドマックス』といったらメル・ギブソンだったので、トム・ハーディに交代して不安だったが問題なく見れた。しかし、無口でカタコトな喋り方が多少違和感にも感じられた。

すっかり放射能により荒廃してしまった世界。奇形生物や奇形児が生まれ、1作品目の現代寄りの世界観は見る影もない。作品の雰囲気は『サンダードーム』に近かったが、最新の撮影技術やCG、敵のヴィジュアルを見ても今作の方が好み。

ストーリーが本当に薄ぺっらいにも関わらず、面白い。ほぼ原始的なタンクローリーやタンクカーで一直線に戦いながら走ってるだけなのに、壮大な見所を作れるのが天才。

真っ赤に染まる炎、終焉のようなサンドストーム、美しい夜景など映画館で観れば絶対迫力満点。リバイバル上映されるならIMAXで観たい。

シャーリーズ・セロンがめちゃくちゃかっこいい。族のリーダーとして女達を束ねて、必死に守ろうとする姿が良かった。次回の新作はフュリオサエピソードが描かれるらしいので期待。

*スプレンディドの女優、ジェイソン・ステイサムの奥さんで驚き
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