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マッドマックス 怒りのデス・ロードのunkoのレビュー・感想・評価

4.0
5月にフュリオサが公開されるので、手を付けていなかったマッドマックスシリーズを一気に視聴。

無印、2、サンダードーム、怒りのデスロード。
無印だけ硬派な復讐もので、その後の作品が核戦争後の荒廃した世界を描いており、V8インターセプター、子供、犬、敵の容姿等に共通性がある。
怒りのデスロードも単品で観ても良いとおすすめされているところもあるが、
どう考えてもシリーズを観賞したのちに観るのが味わい深いですので、続きで観てください。(観てない人はいないとは思うほど履修率が高いけど、私みたいなケースがあれば)

映画館で観ていないことを後悔するほど、カーチェイスに迫力がある。
単純に敵のギミックが面白くて、ギターとか走高跳みたいな棒で乗り移ったり、笑える部分が豊富。
そして女性の自立開放というテーマで押し切るのではないところもいい。
マックス・フュリオサ・ニュークスのそれぞれの人生(行って戻る、自分なんかは上京帰郷)を回顧し、進む者もいれば終わるものもいるという物語も見ごたえがあった。
シリーズの中でダントツで面白かった。

次作もとても楽しみです。
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