菅藤浩三

マッドマックス 怒りのデス・ロードの菅藤浩三のレビュー・感想・評価

4.0
最初はウォーボーイズに輸血袋とされるなどやられまくったマッドマックス自身の逆転劇よりも女隊長フュリオサを演じた短髪のシャーリーズセロンのカッコよさときたら。明らかに彼女が主役を獲ったといってよい作品。5人の妻たちワイブズはみんな綺麗です。改造マシンの数々のクオリティはシリーズで一番ゴツイ第4作め、途中の人食い男爵とのマシンでの格闘が一番見所だったかも。ギターが火を噴くところなんかサイコーですわ。敵役の息子に本物のプロレスラー、ネイサンジョーンズを起用してる所が第2のハルクホーガン(ロッキー3にサンダーリップスで出演し、エンターテイナーとして世界的存在になる)目指したんでしょうか。ストーリーは少しわかりにくいかも、その分マッドマックスの主役としての存在感が薄まってる。意外にもアカデミー賞で10部門ノミネートされたうちに6部門も受賞しています。
菅藤浩三

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