老人XY

マッドマックス 怒りのデス・ロードの老人XYのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます


「That's mine!!!!!!!!!!」も
「That's my jacket!!!!!!!!!!」も
「That's my name.」も大好きだけど


マックスがフュリオサを処置しながら言った「hey...」と「I know..I know..」に心底感動した。なんて優しい台詞だろう。

一緒に観に行ったアクション好きの友人に感想を聞くと、複雑そうな表情で「どっと疲れた。つまらなくはないけど、笑えない。タイトルほど狂ってなくない?」と言っていた。意外な意見に一瞬驚いたけども、よくよく考えると腑に落ちる。確かに超真面目だ。怒りのデスロードなんてアホっぽい邦題付けられてても、志は高い。笑えないなんて事は全然なくて、むしろ大笑いしちゃう。それは劇中のギャグで笑うわけではなくて、製作陣の振り切り過ぎてブッ飛んでるハンドル捌きと、踏み込み過ぎて車体の底から飛び出たアクセルペダルに思わず笑みを溢してしまうのだ。本当に狂ってるのはこれをこの世に生み出してしまったジョージ・ミラーを始めとする作り手達である。
この映画の酷評ってあまり納得出来ない内容ばっかだったけど、 初めて理解出来た否定的な意見だった。

ちなみに彼のオールタイムベストは一作目のエクスペンダブルズだそうです。僕も好きです。特に2

公開してからそろそろ1年経つのにまだ爆音上映している立川の英雄の館の本気度合いもマジで狂ってる。未見の方は機会があったら是非。ワーナーロゴの裏で唸るエンジン音で笑みがこぼれます。字幕・吹替、2D・3D・4DX・IMAX、Blu-rayでコマ送りしながら等色々観ましたが爆音上映が最高の映画体験でした。絶叫上映は…根暗の僕には楽しめそうにないので行ってないです・・・
老人XY

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