鍋レモン

(秘)色情めす市場の鍋レモンのレビュー・感想・評価

(秘)色情めす市場(1974年製作の映画)
2.3
⚪概要とあらすじ
大阪の旧赤線地帯に春をひさぐ売春婦たちの、哀れにもドロドロとした生きざまを描く。

通天閣が見下ろす夏の釜ヶ崎。鋭い陽光が日陰と日向をくっきり分けている。トメ(芹明香)は売春を斡旋する小料理屋の女将と喧嘩別れするようにフリーの売春婦になった。同じく売春をする母のよね(花柳幻舟)と知能障害をもつ弟の実夫(夢村四郎)との3人暮らし。金を払えば相手を問わず抱かれ、母の情夫とも関係を持った。売春の口利きをする男から元の店に戻れと脅され痛めつけられててもトメは一向に引こうとはしない。手配写真の殺人犯にそっくりな男、訳ありの若い男と女、使用済みのコンドームを水洗いして再生する中年男など根無し草の人々がもがくように生きている街で、トメは<性>を売りながら、孤独な<生>を歩んでいく...。

⚪セリフ
「うちな なんや逆らいたいんや」

⚪感想
日活ロマンポルノ作品。

スコアが高いから面白いかなと思ったけど展開の高低差が激しすぎて軽く引いた。
見慣れていないからかも。

ロマンポルノだけど少し人間ドラマ、社会派の系統っぽい。

基本的には白黒で途中カラー。
白黒からカラーに変わった時が自然すぎて分からなかった。

主人公だけでなくその母も売春を行うし、弟は障碍があり、姉と弟とも関係を持ちかなりドロドロで重いし暗い。

多くを悟り生き抜こうと誓うトメの心の強さ。

関西弁が強すぎて何を言っているのか分からないところが。

観ていて頭が痛くなった。



⚪以下ネタバレ



セックスドールにガスを詰めて火をつけた時に爆発したのが良かった。
斬新。

コンニャクもすごい。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞。
鍋レモン

鍋レモン