娼婦トメを中心に大阪西成の人間模様を描いた日活ロマンポルノ映画の傑作。落ちていく紙屑や通天閣から吊るされた鶏など各シーンに込められた監督田中登の美意識が炸裂している。白痴の弟の性処理をコンニャクで誘…
>>続きを読む非常に芸術性の高い日活ロマンポルノの傑作。。
感情なく体を売る女と欲情してその女にすがる男のざらついた空気感をモノクロ映像で完全に表現しています。。
そして、何よりエロい。。
ただ空虚感を埋める為の…
ロマンがあった。
ヒロインの娼婦トメ。母の情夫に抱かれ、生きるために知らない男に声をかけ体を売る。知的障害者の弟とも関係を持つ。
指名手配の男の顔に似た男の存在。出番あまり無いのにあの存在感の大…
開始5分ぐらいで大傑作の匂いがした。この映画の灰色な空気感が最高。扇風機、洗濯が干されているところでの性交、弟の実夫との性交、縄で縛りつけた鶏と実夫の散歩?など詩的で画が良い。ポルノ映画という枠を超…
>>続きを読む田中登監督の、そして日活ロマンポルノ・シリーズの傑作。
文学や映画の題材に、「聖なる娼婦」と呼ばれるような女性が登場することがありますね。例を挙げれば、『罪と罰』のソーニャでしょうか。本作の芹明香…
初、日活ロマンポルノ。
衝撃!!!
70年代の西成。
ドヤ街の娼婦のお話。
生温い体温と、
虚無感、哀愁、
リアルな質感が伝わる。
昨今の前衛的な作品より、
エネルギッシュで、
艶かしく、爆発…
この作品を「不思議の国のアリス」と呼ぶ評をみたことがある。
メルヘンと呼ぶにはあまりに猥雑な世界にひとりで立つヒロインの佇まいは胸にくるものが。
夏の陽射しが照りつける釜ヶ崎を切り取った映像は(使い…
日活株式会社