Jimmy

替え玉殺人事件のJimmyのレビュー・感想・評価

替え玉殺人事件(1951年製作の映画)
3.6
この映画、タイトルが面白そうなので観てみた。
サスペンス映画というよりは、アクション映画だった。

「メキシコで1年間過ごせば5万ドルの報酬」という謎めいた仕事を引き受けたギャンブル男のダン。彼は飛行機で移動する際に知り合った億万長者らしい美女レノアに惹かれていくのだが、メキシコで過ごすだけで大金がもらえるはずもなく……。
それは、アメリカを追放されたギャングの親玉が、自分に年齢・背格好が似た男をおびき出して自分は整形手術で彼になりすまして帰国する目論み、つまりギャングの替え玉作戦だった。ギャングの親玉にとっては、ギャンブル男はあくまで替え玉であり、彼を殺そうとする……。さて、どうなるか???
という物語。

ギャンブル男のダンをロバート・ミッチャム、彼が惹かれる美女をジェーン・ラッセルが演じる。
監督はジョン・ファロー(ミア・ファローの父親)だが、この監督、『夜は千の眼を持つ』とか『大時計』などサスペンス映画を続々と発表していて、いずれも面白い。

前半はやや冗長で緩やかな展開だが、後半の銃撃戦が始まってからは迫力あって面白い!

「うまい話には裏がある」という教訓だろうか…(笑)
Jimmy

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