天使のはらわた 赤い淫画に投稿された感想・評価（★4.1 - 5.0）- 2ページ目

池田敏春監督。
ディレカンに移籍前最後の日活在籍時の作品とのこと。

「天使のはらわた」シリーズ鑑賞2作目。

ストーカー。緊迫感。勘違い。赤。

最初の方の女子学生自慰シーンの自慰手法が驚かされた…

高校の時に初鑑賞して衝撃を受けた作品。
映画というより映画製作の正解あるいは辿り着くべきところが間違いなくここにある。色彩感覚、アングルに向かう感受性、スーパーエゴ、猟奇、ありとあらゆるものを含有し…

次々でてくるシチュエーションが全部カッコよくてクラクラする。雨に体液に蛇口の水にローション…これでもかの液体演出。じゅんさんの呟きモノローグもヘッドフォン姿も素晴らしい。そして阿部雅彦もイイ。メロウ…

名美のオナニーで始まり、高校生の麗子のオナニーと続き、村木が名美がモデルのビニ本『赤い淫画』でオナニーをして射精するところがオープニング。 男女の絡みよりもオナニーが多い。それも、高校生の女の子はカ…

• #池田敏春

石井隆脚本、池田敏治監督作品。
いままで石井隆が描いてきた「村木」のなかで最も情けなくどうしょうもない「村木」がこの作品ではないかと思っています。
ビニ本のモデルに想いを寄せて偶然そのモデル（もちろ…

• #石井隆

• #fs2021

昭和の雑多でじめじめした感じが全開のロマンポルノ。性的な描写は生々しくて気持ち悪く感じるほどだった。美しさのかけらもないような場面が何故か美しい。こういったロマンポルノ系の映画は正直見る気にならな…

土砂降りのジャングルジムと赤い傘、踏みにじられ、押し潰された名美と村木を捉えた俯瞰の温かさ。二人を繋ぐ真っ赤な傘は、どん底に差す一縷の光であった。泉じゅんの微笑みは儚さと神々しさを解き放ち、まさに天…

• #再鑑賞記録
• #日活ロマンポルノ記録