池田敏春監督。
ディレカンに移籍前最後の日活在籍時の作品とのこと。
「天使のはらわた」シリーズ鑑賞2作目。
ストーカー。緊迫感。勘違い。赤。
最初の方の女子学生自慰シーンの自慰手法が驚かされた。この時代ならではの。卵割れた時の黄身にエロティックを感じた。まさに狙い通りと言ったところか。
青年の自慰行為時の情熱の赤。
主演、泉じゅんの焦燥感、不安から来る自慰行為時の衝動の赤。
血の赤。
エロティックさでいうとかなりある。
ラストは儚い。感情がピークに入っていってる時に、映像が止まり暗転せずに静かにエンドロールが流れ出す。
その瞬間は圧巻。
より儚い。物語の続きの想像を掻き立てられる。