ホーランド33

ブルックリンの恋人たちのホーランド33のレビュー・感想・評価

ブルックリンの恋人たち(2014年製作の映画)
3.4
『空腹だって事に気付いたの』(本編フラニーの母の台詞)

音楽ありきの作品。美男美女の主人公達(アン・ハサウェイ、ジョニー・フリン)に目や耳が癒された☺️

色々なタイプのアーティストの演奏がでてきて、ジュークボックスみたいに贅沢。ジョニー・フリンはミュージシャンらしいので、流石の味のある歌声✨

意識不明の弟ヘンリーの日記を手に、彼の足跡を辿る姉フラニー。ライブハウスへ行ったり、カフェへ。そして、脳への刺激で目が覚めないかと、歩いて音源を録音して回るのだ。

ケンカ別れしたとはいえ、フラニーがいじらしい。その過程で生まれる二人のロマンスがいいなぁ、なんだけど、それはそれ、これはこれなラストはいかにも開拓精神に溢れたアメリカンスタイル。

母役のメアリー・スティーンバージェンが日本のYOUみたいでお洒落。そういえば、主人公の博士号とか、母親の修士号とか、ハイスペックにしたのはなんでだろう?別にいらん設定だった気も…?

夜景も綺麗だった。ベッドシーンは少しあったけど、雰囲気的にあわなかったので早送りしたらすぐ終わりますた😏無理にいれなくていいのに。こういうとこは、韓流の方がスマートかも。

母親の安堵からでた、空腹に気付いたって台詞、なんかすごくわかりみだ。自分はこのままだと、疎遠のままの家族とそのままになるかもだけど、こんな旅するんだろうか?とか少し考えた。