ぜっっっっっったい観ないだろうと思ってた本作ですが久しぶりに戦闘坊主なジェット・リーを見たくてレンタルしました。
安っぽいCGと特殊メイクと特殊効果をこれでもかと使いまくり、ラブロマンス、コメディ、アクション、ホラー的な要素のごった煮。いやいや、でもこのごった煮が持ち味だよな向こうの映画は…なんて気持ちにさせてもらいながら楽しむことが出来ました。
そして女優さんがまじ美人！
戦闘坊主なジェット・リーは法力強すぎて得意の体術より法力バトルメインなので肉弾アクション期待すると肩透かし食らいますが、無敵感はいつも以上です。
妖怪と人間の許されざる恋ってのがまたね…儚く切ないけど素敵…
この妖怪ってのがな人間に恋して一途で献身的で自分を犠牲にしても愛する人の笑顔を見たいを地でいくっていう、まさに最強美人なのですが…対する人間はというと…なんとなんとこちらもめっちゃめちゃ良いやつ！！真面目で誠実。困ってる人には手を差し伸べるという妖怪も人間も両方最強良い人カップルっていう…しかも夫婦になっても清貧で仲睦まじく暮らしているんですよ。
そこへ現れるのが例の最強無敵の法力戦闘坊主ジェット・リーさんなんですが「人間と妖怪が一緒にいると必ず不幸が訪れるぞ！！去れ！妖怪め！！」って、完全に「いや、お前が去れよ」状態です。訪れた不幸がまさにジェット・リーな訳です。
そして物語は空前のCG法力バトルに…
「仏のなんと慈悲深いことよ…南無阿弥陀仏！！」って！全然慈悲深くないじゃないですか…切なすぎんよ仏様よ…
懐かしい気持ちになるてんこ盛り映画で、これはこれで悪くないなと思いました。
