デブチンバラ

狂った果実のデブチンバラのレビュー・感想・評価

狂った果実(1981年製作の映画)
3.0
全編に漂う何とも言えない虚無感。悦びはあるかもしれないけれども、喜びはない。誰もが不幸ではないかもしれないが、誰一人幸せそうには生きていない。その中の一人、ささやかな幸せを掴み取ろうとしていた永島瑛子演じる春恵。彼女が不幸に見舞われた時は悲しくてやりきれなかった。本間優ニと蜷川有紀はこの映画によってその名が映画史に刻まれた。
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