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ハーフネルソンのgesuのネタバレレビュー・内容・結末

ハーフネルソン(2006年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

思わぬ快作。白人シャブ中教師と家庭複雑黒人教え子の絶妙な関係。闇のあるライアンゴズリングが非常によい。

ゴズ公は非常にルードなシャレ感。歴史の担当。教師としてさまざまな人種境遇の子供に現代の人権確立に至る歴史を説き、バスケチームのコーチをしながら、夜はバッキバキのアシッドジャンキー。
元カノは結婚し、リハビリプログラムも挫折、実家の両親はかなり保守的に見える。
弱さを見せられない彼に薬物は簡単に溶け込み蝕む。
ドレイはそんなダンのキマリぎわを偶然見てしまいそこから特別な関係が始まる。
家族や環境的に薬物に身近なドレイ。そのマーケットのクスリに溺れながら、ドレイを救おうとするダン。

各々が自らと薬物を断ち切ろうとする。
まだ大丈夫かもしれない、部屋をきれいにして身なりを整えくだらないジョークで笑えるなら。
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